2007年12月20日木曜日

北電商販が再生法申請 家電のジョーシンFC店運営

家電量販大手、上新電機(大阪)のフランチャイズ(FC)店を三店展開する北電商販(北広島、佐藤勝美社長)は十八日、札幌地裁に民事再生法の適用を申請し、再生手続き開始決定を受けた。東京商工リサーチ北海道支社によると、負債総額は約十億円。「ジョーシン北広島店」「同岩内店」「同余市店」各店は営業を続ける。
 一九七○年設立。マツヤデンキ(大阪)のFCとして最盛期には地方都市を中心に道内九店舗を展開。二○○○年三月期の売上高は約三十五億円に上った。
 その後、マツヤデンキが民事再生法を申請したため減収に陥り、○五年に加盟先を上新電機に変更した。
 ○六年三月期に一億円余の純損失を計上。最近は店舗拡大時の借入金が重荷となり、不採算店舗閉鎖や札幌の保有不動産売却を進めたものの厳しい経営が続いていた。北電商販と北海道電力には資本関係はない。

(北海道新聞より引用)

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