2007年8月26日日曜日

身体“躍動”迫力の舞台 「カンフー」開幕

 中国の伝統的な武術、少林拳をモチーフにした北京発のエンターテインメントショー「チュンイー ザ・レジェンド オブ カンフー」の初の日本ツアー(レジデンスプロジェクトin札幌実行委員会、北海道新聞社など主催)が二十四日夜、札幌の北海道厚生年金会館で開幕し、約千五百人がスピード感あふれるアクロバティックなステージを楽しんだ。
 国際市場を前提に、ストーリーに高度な身体表現を絡めた中国の舞台作品。札幌芸術の森を中心とした実行委が招聘(しょうへい)元となり、少年を含む総勢約五十人のキャストが来日。迫力ある演舞や立ちまわり、布を腕に巻き付けたフライングなどを織りまぜつつ、寺院に入門した少年がカンフーマスターに成長する物語を紡いだ。
 日本独自のオープニング映像や、日本語吹き替えによる老師と少年のナビゲーターも登場し、素早い場面展開の理解を助けた。札幌での公演は二十六日まで。

(北海道新聞より引用)

2007年8月16日木曜日

暑さ記録ずくめ 15日 道内18地点で観測史上最高

 道内の「猛暑日」は十二日から続き、四日連続は九九年以来。
 海風の影響で気温の上がりにくい根室市でも最高気温三二・七度を記録、六○年以来、観測史上二位の厳しい暑さとなった。
 札幌も三四・二度まで上がり、市消防局によると十二人が熱中症の疑いで病院に運ばれた。札幌で三三度以上の気温が四日間続くのは、二四年(大正十三年)以来、八十三年ぶり。
(北海道新聞より引用)

2007年8月2日木曜日

中国産ウナギ、抗菌剤を検出 コープさっぽろ撤去

 生活協同組合コープさっぽろ(札幌)が販売していた中国産ウナギのかば焼きから、微量の合成抗菌剤「フラゾリドン」が検出されていたことが一日わかった。コープさっぽろは同日までに撤去、店頭での告知を始めた。
 商品は「潮育ちうなぎ」。コープさっぽろの委託を受け、日本水産(東京)の子会社が中国・福建省の養殖場で製造。
 フラゾリドンは発がん性があり、国内では養殖魚などへの使用が禁止。中国からの輸入時やメーカーなどが行う検査では検出されていなかった。
 コープさっぽろが自主検査のため、日本冷凍食品検査協会(同)に、店頭から抜きとった検体をもとに調査を依頼したところ、七月三十一日に「フラゾリドンを0・002ppm検出した」との報告があった。
 商品はコープさっぽろの全九十八店で扱っており、六月二十一日から七月二十日までの一カ月間で約二万千匹を販売。現在まで健康被害の連絡は受けていないという。
(北海道新聞より引用)