北海道新幹線の建設予定地に重なるとして、札幌市中央区で建設していた分譲マンションの販売を中止していた東急不動産(東京)と東京建物(同)は十一日、二十八戸分を縮小して三月に工事を再開し、四月下旬から販売を始めると発表した。
マンションは「ブランズ札幌桑園駅前」(地上十五階、地下一階)。建設予定の新幹線高架橋がマンションに食い込むとされ、新幹線建設主体の鉄道・運輸機構北海道新幹線建設局(札幌)と道、札幌市からの計画変更の要請を受け昨年十月に工事を中断。販売開始を一時中止していた。
変更された計画では、新幹線高架橋が重ならないようにマンションの規模を縮小し、戸数も当初計画の百八十一戸から百五十三戸に削減する。既に建設していた土台部分を解体しなければならないが、採算が取れると判断した。
販売価格について、東急不動産は「現時点では未定」としている。完成時期は当初計画より約九カ月遅れの二○○九年九月前後になる。
(北海道新聞より引用)
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