札幌市白石区流通センター七の札幌花き地方卸売市場で三日、切り花の初競り「新春初市」が開かれ、仕事始めや新年のあいさつ向けに道内外から入荷した四十万本の花が競りにかけられた。
札幌と近郊の小売店や生産者、市場関係者ら約三百人が参加。競り人代表が音頭を取って手締めを行い、「はい」「やあ」という掛け声とともに十カ所の競り台で初競りが始まった。宮崎産のスイートピーやユリ、新潟産のチューリップなど色とりどりの花が、競り人と買い受け人のあうんの呼吸で競り落とされた。同市場によると、競り値は平年並みだという。
同市場の昨年の取扱高は前年比4%減の百三億九千二百万円。初競りに先立ち、同市場社長の中田博幸副市長が「今年は北海道洞爺湖サミットが開催され、花の需要が伸びることを期待している」とあいさつした。鉢物の初競りは五日に行われる。
(北海道新聞より引用)
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