真冬でも、暖かい温室なら砂遊びもばっちり-。札幌市西区の宮ノ丘幼稚園(三浦康暢園長、園児数百二十人)が昨年十二月、フィルムを張った大型温室を敷地内に設置し、園児や未就園児クラスの遊び場や、家族の交流の場として活用している。
温室は広さ約二百七十平方メートル。同園が農園を借りる恵庭市内の農家の施設を参考にした。
暖房はほとんど使わず、外気が氷点下でも、晴れれば日中は約三十度まで室温が上がり快適。地面の半分には芝生を敷き、残りの一部には先週末に砂場を設置した。
未就園児の日根響流(こうる)ちゃん(3つ)は、プラスチックのおもちゃに砂を詰めるのに夢中で、母親の雅子さん(34)も「砂は久しぶりの感触。大変ありがたい」。
三浦園長は「防犯面などの目配りをしつつ、地域開放も考えている」と話している。
(北海道新聞より引用)
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