第63回国民体育大会冬季大会(長野かがやき国体)スキー競技会は19日、長野県の野沢温泉村体育館で開始式を行い、4日間の大会がスタートした。自治体の財政悪化で開催地が1年前まで決まらない異例の事態となったスキー国体だが、ようやく開催にこぎつけた。
長野県でのスキー国体開催は7年ぶり8回目。47都道府県から選手、役員合わせて1900人が参加し、20日から22日までジャンプ、複合、アルペン(大回転)、距離を行う。昨年、男女総合(天皇杯)で過去最低の4位に終わった北海道は、総勢88人の選手団で2年ぶりの優勝を目指す。
注目はジャンプの長野五輪金メダリスト、船木和喜(フィット)。北照高時代以来14年ぶりに成年男子Bで出場する。昨年の秋田国体を制した金子祐介(東京美装)、今年のUHB杯2位の吉岡和也(土屋ホーム)にも期待がかかる。同AはW杯メンバーで、17日の全日本選手権を制した湯本史寿(東京美装)が優勝候補筆頭だろう。
アルペン少年女子は、全国高校大会の大回転覇者の長田愛未(双葉高)と、回転優勝で3人の姉に続く同大会制覇を果たした武田里江(富良野緑峰高)が対決。複合は、今大会から出場が認められた中学生選手として全国中学大会9位の竹花健汰(札幌八軒東中)が少年男子で上位をうかがう。
(北海道新聞より引用)
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