2008年12月8日月曜日

その後・・・

オキニはナンバー3以内に定着しすっかり人気嬢になってしまいました。最初の頃はマメに来ていたメールの数も減り(これは忙しくなってメール打つヒマもなくなってるらしいので仕方ないですが)、行きたい時に電話しても予約一杯のことが多いのでちょっと寂しく感じてました。プレイの方は親しくなっても手を抜くことなくきっちりしてくれるし、逆に親しくなったのでこっちがしたいことを言わなくても察してくれてどんどん他の嬢では満足できない状態になってます。だからなおさらメールがこない。行きたい時に行けない事でストレスがたまり、他の客に嫉妬してしまう状態でした。彼女に「さちは特別だよ。お客さんっていうよりもう友達みたいだもん。私も素で接しられるし、さちが来る日が楽しみなんだよ」と言われてもどうせ誰にでも言ってるんだろって思ってしまう卑屈な状態でした。でも彼女は本当に特別に思っててくれたようで「手料理ごちそうするから一回家に来て」と誘われました。しかし私も妻帯者ですからなかなか自由がきかず彼女の休みの日ともタイミングがあわずにその約束から2ヶ月以上が過ぎ、もう半分あきらめてましたが、ついにその日がやってきました。恥ずかしながら前日は緊張して眠れず、嫁バレしないようにアリバイ工作し、彼女の部屋を訪れました。

2008年11月20日木曜日

童貞喪失 

私は今年で25になるのですが童貞でした。去年、女の子を知り合いに紹介してもらったのですが振られたのをきっかけにソープに行くことを決意しました。北陸に住んでいるのでネットでいろいろ調べて石川県の片山津温泉にソープがある事をしりました。お店に予約の電話をするときすごく緊張したのを覚えています。好みの女の子を聞らたこう答えようと考えていたのですが、「胸が大きくて長い人」とうまく答えられず、店員に「胸が大きくて仕事が出来る方ということでいいですね」と聞きなおされました。お店に着くと緊張でトイレに行きたくなったのですがぜんぜんでませんでした。しばらくして姫さまにご対面、胸が大きな姉さんタイプでした。

2008年11月1日土曜日

姫はじめで大満足

結構細身の姫で、ちょっとくらい太ったほうがいい、と良く話すほどですが、この日は脱ぐと前回会ったときより全体にチョイふくよかに。「最近運動不足なの」ということで、オッパイも適度に豊かになっていて、こちらのアソコも洗ってもらっているときから反応ばっちり。ピンコ勃ちのままベッドへ直行です。とにかくたまりにたまっていたためできることならばプレイ中はもちろん、出すときに特に大きな快感を得たいと思い、民間療法的なことを試してこの日は臨んだのです。いつもは全身なめからF、69と姫主導のサービスをたっぷり受けてから攻撃に入りますが、今回は性欲をより増すためにも最初から攻めモード。なにしろ2週間ほどたまりまくっていますので、男の本能が最初から前面に出てしまい、正常位でも騎乗位、座位、バックでも腰の動かし方はいつもの5割り増しくらい。姫もあっという間に濡れてきて、気持ちよさも5割増しくらいになります。いつもは割と静かに攻めていますが、洋物ビデオみたいに「ウオッ、アオッ」とか快感に任せて「オスの声」を出してみたところ、姫もだんだん興奮してきて、グイグイ抱きついてキスを求めてきます。これに舌を絡ませるDキスで応戦すると彼女のアソコもさらに湿り気を増しつつクイクイと反応、この動きがこちらのアソコの敏感な部分にこのうえない快感を与え、10回ほどこすったあと、いよいよフィニッシュの快感の波が。少しためを作ってから、息子をまっすぐな状態にして姫のアソコの奥へさらに押し込み、3回に分けて大噴射しました。

2008年10月14日火曜日

◎◎温泉の客引き

多分差しさわりがあるので,伏字に。松◎市に出かけたとき,ホテルに温泉はなかったので歩いてぶらぶら◎◎温泉まで行った。さすがに広くてきれいな共同浴場で気持ちよく温まり,ビールで一杯やってだいぶご機嫌になり,帰り道につくと,年のころは30代末から40前後できれいな女性が呼び込みをしていた。赤い唇と白い肌がなまめかしい。「お兄さん。飲みたいの?遊びたいの?」はてこれは売りかな?「若い子がいいの?1万円よ」「おねえさんならいいな」年食っていたが美人だったので言ってみるとちょっとどぎまぎした様子。交渉してみたら可能性があるかと思って,さらに押して見たが,無理なよう。安いのでまあいいかと思ってOKする。迎えのマイクロバスに乗って移動する。ついたのは,うらびれたとおりのうらびれたバーの前。中に入ると寒々とした雰囲気でひと気がない。こういうところが売りの舞台かと面白い。太ったやり手婆さんらしき人が来て,「地元の人じゃないよね」と念押し。そりゃ気まずいだろうね。「若い子は少し高いよ」で1万3千円。「若いって?」「20の後半ぐらい」ということは若くないというのはどの位か・・逆にどのくらいならいいのと聞かれる。「人にもよるがせいぜい30代の前半だろうね」というと,「そのぐらいの子いるよ」となる。しかし,30代の前半でも乳房のしぼんだのいるし(しなびた乳房ってほんとにいや),肌のたるみが出やすい。5歳ぐらいすぐさば読まれて・・・と思い,とにかく若い子を頼む。すぐ2階から降りて,面接みたいに戸口で立ったのを見ると,30はそんなに越していないだろうし細身(僕はデブは嫌い,でもがりがりも嫌い)なので,これにする。案内された部屋は,普通の和室に布団引いてあり薄暗い。場所ってセックスに大事な要素。ソープがいまいちなのは,ここでやりますと書いてあるような場所だからで,日常性がまるでない。はじめからすっぽんぽんで,決まりごとが見えるから。その点,ホテルは初見ということもあるし,だんだんむき出しになってくるプロセスがいい。民家の和室で待っていると,なんだかそれだけで興奮する。まもなく入ってきた女の子と挨拶して雑談。「昼間は何しているの?」「家事手伝いよ・・地元の人?」「いや・・前は何してたの?」「ソープしていたけど体つらいからやめたの」「あれは肉体労働だからね。細身の人にはきついよね」などと。で,やりましょうかということで,互いに脱いで布団に入る。清潔なシーツが気持ちいい。女の子の肌はやや荒れ気味の乾燥肌。でもこの乾燥感もなかなかいいもんだ。太ももには刺青がある。もちろん,キスはだめだろうから,どこまで唇使っていいかと聞くと,肩甲骨のあたりまで。唇はわせ,乳首を吸い,揉んで,「今度は嘗めてよ」と頼み,ゴムつけてフェラチオ。大きくなってきたので入れようかと上になると,「待ってと入れやすいようにオイルつける。」ちょっと興ざめだがまあいいか。ぐいと入れる。細身なので入れやすいが,こちらは酔っているので最後までいけるかどうか少し不安。「酔っていると行かないことけっこうあるんだよね」といいながらピストン。膣が結構狭いので,だんだん昂まってきて,やがて放出。「一仕事おわり」と冗談言いながら体を離す。「ベテランだともっとサービスするのにごめんね」といわれるが,サービスってどんなのだろう。「いろいろテクニックもってるから」とのことで,今度はベテランも悪くないのかも。またバスで送られてもとの場所に戻り,歩いてホテルに戻る途中,また客引きのおばさんから声かけられたが,よこのおばさんが「さっきバスに乗っていたじゃない」と止めていた。しっかり見られているわけで,明るいみんなの風俗という不思議な経験だった。

2008年9月27日土曜日

評判のデリ 

しばらく禁欲生活をしていましたが(金欠のため)、どうにも我慢できなくなり地元で評判のデリ嬢を呼びました。程なく現れた子は美形でナイスバディ!なるほど、人気NO.1なわけだと思いました。服装もかなり挑発的で、ノースリーブにタイトのミニ。行為前の会話ではじっくり目の保養をさせてもらいました。スカート奥の三角地帯って妙に興奮しませんか?なにしろ田舎なもんで、あんなミニで歩いてる子なんていませんし、会社の女性陣は年配ばかりで余計に興奮したかも知れません。興奮した割にはプレイ自体は至ってノーマルでした。抱き合ってのディープキスに始まり、乳首舐め・クンニ・指入れ、交代して生フェラから69で口内発射して果てました。ホント特質すべきモノがなくて残念ではありましたが…。最後に彼女が着替える姿にまた興奮!細くくびれた腰、ブラから見える形の良い胸の谷間、Tバックの為かなり食い込んでる様子で、前の方もヘアーがかなりはみ出ていました。襲ってしまいそうでしたが、なんとか踏み留まりました。体型:160-89-58-88顔:美形髪:さらさらロング性格:良さそう会話の相性と言う点ではイマイチでしたが、彼女にして連れて歩きたいくらい素敵な子でした。27才にして結婚もしてなければ彼氏もいない(どこまで本当かわかりませんが)、こんな子を放っておくなんて勿体無い!まぁ色んな事情があるんでしょうけど。バイトではなく本職にしてると言ってましたし…。

2008年9月11日木曜日

大宮のソープ 

以前は吉原に通っていましたが、現在は大宮の某ソープに月に一度通っています。おきにの女の子は美人で、会話も楽しく、お酒を飲むので、お酒好きの自分としては最高ですね!もちろんプレイも最高で言うことありません。まずは部屋に移動する途中のエレベーター内で即キス、部屋に入って即即プレイ、いつも溜めてから店に行くので、5分ともたないですね。体格は小柄なので、あそこの締りも最高です!しばし会話を楽しんでから、2回戦、まだいければ3回戦もOKですよ。月に一回の楽しみですなー

2008年8月19日火曜日

韓国式エステに行って 

仲間二人で韓国式エステに行った時の事をお話します。二人とも韓国式エステ初体験ということで胸はずませながら自宅から一番近くの『H駅に新しいお店がオープンしたみたいだよ』という情報を聞いたので街中を歩きまわりました。捨て看板に新装オープンというお店がかかれていたので、きっとこの店だと思い捨て看板の近にあった割引券をもち早速お店に行きました。中に入ると待合室もガラガラで本当に新装オープンのお店なのかなと思うぐらいだした。最初に一万円払い千円の割引券があるんだけどというと、店員は割引券だけもらい千円は返してくれませんだした。後でおんなの子がくれるのかなと思い、たいして気にもしませんでした。お客様どうぞというのでいよいよ女の子とご対面です。はじめましてと加藤愛似のかわいい日本人でした。思わずラッキーと心の中で叫びました。お客様服をかごにぬいでくださいというので真裸になり、うつ伏せでまってて下さいというので待ってました。女の子は、ほかの部屋に服の入ったかごをもっていき、もどってきました。ここからが地獄の始まりです。料金説明をはじめるのでは、ないですか!!いったいどういうことと最初にお金払ったよというと、あれは入場料でこれからがサービス料になりますということなのです。頭にきました。けど一通り話を聞こうと女の子の説明を聞いてました。女の子が一枚服を脱ぐ事2千円、手のサービスが5千円フェラチオが一万円、本番が5万円との事。冗談じゃないと思い、一万ドブに捨てた気で、もう何もしなくてもいいから帰るから服を持ってきてくれと頼むと、何かサービス受けないと服はもってこないよというのです。あまり騒ぐと怖い人が来るとの事。裸のままでは帰れないし、一番安い手のサービスを受ける事にしました。そのサービスが最悪です。ゴム手袋し、いかにも汚い物にさわるという感じでいやいやながらシコシコしてましたが、さすがに息子もたちません。もういいからと初めて30秒もたたないうちにやめさせました。そしたらその女、今度来たときは、もっとサービスするからだって。もう二度とこんなボッタクリ店にくるかと思いました。最悪の体験でした。ナベきちさん客引きじゃなくてもこんなボッタクリ店あるんですね。ちなみに仲間は、女の子の服を脱がせ手と口のサービスをさせ3万も支払い、トータルで30分で4万円支払ったそうです。かわいそうに。

2008年8月3日日曜日

なんじゃこりゃ!

出会い系サイトの女の子にドタキャンされ怒り心頭のままパチンコ屋へ・・・こんな状態で勝てるわけもなく・・・2万円の出費。こんなことならソープにでも行けばよかったと後悔するも、アフターカーニバル!仕方なく、溜まっていたものを出さなくては思い、いかがわしいヘルス街(6~7件しかないけど)をフラフラと。勇気を出して中国系マッサージに行くも、鍵がかかり休業中!他ヘルス3件も休業。(どないなっとんねん!この辺は!)仕方なく、看板のきれいな雑居ビル2階にあるヘルスへ!その店は通路の一番奥の左にあり、とことこと歩いて受け付けへ。ドアを開けるとおにいちゃんが一人座っており、「いらっしゃいませ、当店ははじめてですか?」「はい」「では30分9,000円、40分10,000円のコースとなってますけど?」「30分9,000円!?」高い!高すぎる!って言ってもこのあたりでは普通。とにかくお金を払い、トイレへ。出てくるとお兄さんが「こちらへ」と小さい一人用の待合室へ案内される。頭上にはAVビデオが流れだんだん息子の方も臨戦態勢へ突入状態へ!5分ほど待っていると「お待たせしました」と先ほどのおにいちゃんの声が聞こえた同時に、入ってきた扉と反対方向の扉がOPEN!なんと目に飛び込んできたのはさきほど通ってきた通路ではないか!そう、この店は通路を挟んで左が受け付け、右がプレイルームになっているのである。そそくさと通路を渡り、おねえちゃんの待っているプレイルーム方向へ歩いていくと、目の前には・・・セーラー服っぽいブラウスとチェックのスカートを穿いた『巨大戦艦』が!「あかん、やってもうた~」「しゃあない、何かいいとこを見つけて、それをネタに発射したろ!」と妙にポジティブになりながらプレイルームへ。すると、目の前に広がるのはテレビでみた難民キャンプのような、布でしきりをしてある部屋?の数々。案内されるがまま個室?へ。30分しかないので話しもせずとりあえず服を全部脱ぎベッドへ。ベッド、いやベッドちゃう!ソファーベッドやん!そのソファーベッドに横たわると、戦艦ちゃんがいろいろと話してくる。「何処の人?こっちの人と違うね?」「あっ、もともと関西よ」みたいな普通の会話をしつつ、戦艦ちゃんの手にはお湯の入ったペットボトルが・・・そう、このお湯を使って濡れティッシュを濡らし息子君を拭きだしたのだった。一通り吹き終わり戦艦ちゃんも服を脱ぎだした。何かいいところを探そうと思うも、見つからず・・・(大きい割にはお乳も小さく)「では」と戦艦ちゃんが仰向けに寝ている私の上に覆い被さり首筋、胸を愛撫してくる。「あかん、重い、重すぎる!」と心の中でつぶやきながら、まもなく戦艦ちゃんの顔は私の息子君へ。攻め好きの私としては、ある程度攻めてから最後はお口でいくのが好みなので、「ねぇ、攻めていい?」「えっ、何で!」「いや~攻めたいからねぇ~」なんて戦艦ちゃんの下半身に目をやると、黒い大きいパンツが!「あれ?パンツ穿いたまま?もしかして・・・」「何で?」「今日赤い日!」「なんじゃそりゃ~!!!」結局、攻められがままになり5分前に何とか発射完了!こんな状態でもいってしまう自分が超悲しい~生理の日まで働かせるなっちゅうに!もう2度とここには来るかと半べそかきながら帰りました。ここは九州の某県です。

2008年6月20日金曜日

熟れ熟れ姫初め 

人妻系風俗にチャレンジです。プレイルームは別棟のワンルームマンションです。お出迎えは37歳のエロエロ美人系奥様。聞けば正真正銘の人妻で、お昼間だけのバイトとか。ガーターベルトにTバックといったセクシーな出で立ちに年末からガマンしつづけてきた如意棒は即勃起です。奥様が横に座り太ももスリスリ、ベロチュパキスで岩より硬くそそり立ち、もうガマンできないと思っていると、「シャワー浴びよう」と奥様。私めの洋服を脱がせてくれます。如意棒見るや「すごい元気、元気なの大好き。」「いっぱい出してね」と即尺開始。「すげ~。(さすが人妻系・・)」シャワー後ベットに移ると奥様の濃厚攻撃開始です。もう舐める舐めるで全身べっちょりになる私。上になってのベロチュパキス。Dカップオッパイ顔面押し付けとそりゃもう大変。攻め続けられている間、微妙に如意棒の頭が奥様のお○んこに触れてます。私め心の中で「もう入れちゃうしかない!。」新年から去年の反省をすっかり忘れてます。「ち○こがお○んこにあたってるよ。あ~気持ちイ。ガマンできないよ~。」すると奥様、「私も気持ちいい~。あ~~」と言いながらすんなり腰を下ろしめでたく生合体!!そうなると水を得た魚のように上になったり下になったりの突きまくりです。奥様もべちょべちょ白濁液たらしながら一心不乱です。「ピル飲んでるから中でいいよ。」のお言葉に甘え新年めでたく中出しです。一服後、2回戦突入。部屋にあった鏡を前に今度は立ちバックで突きまくりです。「いくよ・・いくよ」と言うと、「いっぱいかけて~」とすかさず奥様膝まづきお口の中に大発射。人妻系はこういった濃厚まる秘サービスがあるからやめられません。お帰りのシャワー後出迎えてくれたガータースタイルに着替える奥様見ると恥ずかしながらまた勃起です。すると「また勃っちゃたの?受付から電話がかかってくるまで大丈夫。」と奥様。濡れやすい奥様、「入ってきて!ねぇきて!!」と自らTバックずらしベットの上で大股開き。3度目の突入です。怒涛のピストン中に受付からのTELです。入ったまま「はい分かりました。準備整ったら電話します。」と返事してます。「いいよ気にしなくて。きて、きて、あ~」商売忘れるスケベぶりに小生も大満足です。時間の都合でシャワー浴びずに部屋をでました。この奥様、37歳とは思えない崩れの無い体とエッチな顔、濃厚まる秘サービスに、フリーで遊ぶことを常とする私も指名しようと思うくらいでした。いけないと分かっているけどやめられませんね。「ピル飲んでるから大丈夫。」ってことは○本を定番にしてるのかなこの奥様。

2008年5月6日火曜日

道都大が白星発進 札幌6大学野球(05/05 00:55)

札幌6大学野球春季リーグが4日、札幌円山球場で開幕し、3試合を行った。昨秋の覇者道都大は3-2で札学院大に競り勝ち、北大は延長十二回の熱戦の末3-1で北海学園大を下した。北翔大は春連覇を狙う札大に7-0で七回コールド勝ちした。

(北海道新聞より引用)

2008年4月26日土曜日

独身寮へ米100キロ JAグループ北海道 26日の新潟戦は「ライスダービー」(04/24 09:52)

札幌ドームで二十六日に行われるサッカーJ1のコンサドーレ札幌-アルビレックス新潟戦。米どころ同士の対決にちなんで「ライスダービー」と銘打たれることになり、協力するJAグループ北海道が二十三日、コンサドーレの独身寮に米百キロを寄贈した。試合当日は来場者三百人余りに米が贈られる。  選手の独身寮「しまふく寮」への贈呈式は、宮の沢白い恋人サッカー場(札幌市西区)で行われた。JA北海道中央会の飛田稔章副会長が「私たちは新潟県との米生産量の争いで頑張るので、みなさんはダービーに勝って」と激励し、道産米の「ななつぼし」を寮長の西大伍選手へ。選手を代表して、柴田慎吾選手が「ご飯を食べて頑張ります」と誓った。  ダービーでは来場者五人に米六十キロ、三百人に三百グラムをプレゼントする。試合で最も活躍した選手に贈られるMVP賞も米六十キロにした。  また、先着一万二千人に道栄紙業から特製ティッシュ一箱が贈られる。(村田亮)

(北海道新聞より引用)

2008年4月15日火曜日

きょう札幌で開幕

アイスホッケーの世界選手権ディビジョン1(2部に相当)B組は十三日から7日間の日程で、札幌月寒体育館で行われる。日本を含む6カ国が出場。世界選手権の国内開催は一九八三年の東京以来、25年ぶりで、札幌開催は七五年以来、33年ぶり。
 B組に出場するのは日本のほか、ウクライナ、ハンガリー、エストニア、リトアニア、クロアチア。1回戦総当たりで争う。
 ディビジョン1の優勝国は来季、トップディビジョン(1部に相当)に昇格する

(北海道新聞より引用)

2008年4月5日土曜日

知人社長を逮捕 遺棄容疑 土中から遺体 札幌資産家女性不明

札幌市豊平区福住二の九、保育園経営板摺(いたずり)アチ子さん(74)が三月末から行方不明になっていた事件で、札幌豊平署と道警捜査一課は四日午前、同市豊平区の資材置き場の土中から板摺さんの遺体を発見した。同署は死体遺棄容疑で、板摺さんの知人で同市豊平区西岡二の一一、測量会社社長水嶋一夫容疑者(69)を緊急逮捕した。調べに対し、水嶋容疑者は「板摺さんに借金を申し込んだが断られ、殺害し埋めた」と供述しており、同署は殺人容疑でも追及する。
 調べによると、水嶋容疑者は三月三十日夜、板摺さんの遺体を、自身が経営する測量会社所有の同市豊平区西岡の資材置き場付近に、重機を使って埋めた疑い。
 板摺さんの遺体は深さ一メートルの地中に埋められ、着衣はなく外傷もないという。
 同署などによると、板摺さんが埋められていた現場と、板摺さんの軽乗用車が見つかった同市豊平区福住の寺の駐車場は約五キロの距離。同署は、水嶋容疑者が板摺さんを車で遺棄現場付近に連れて行き、殺害したとみている。
 板摺さんの交友関係を調べる中で水嶋容疑者が浮上。同署が任意で事情を聴いたところ、板摺さんを殺害し、遺体を埋めたことを認めた。同容疑者の供述に基づいて四日朝から捜索し、板摺さんの遺体を発見した。同署は司法解剖して死因を調べる。
 調べでは、水嶋容疑者は板摺さんと約三十年前からの知人で、家族ぐるみの付き合い。同容疑者は板摺さんから以前も金を借りたことがあったという。
 板摺さんは三月三十日夕、親類に自宅まで車で送ってもらったのを最後に行方が分からなくなっていた。
 三十一日午前、自宅から約二キロ離れた寺の駐車場で、板摺さんの車が見つかった。

(北海道新聞より引用)

2008年3月28日金曜日

道農政部飲食問題 26人を月内に処分へ 倫理条例制定後最多に

道農政部の幹部職員ら多数が道農業開発公社(札幌)の職員と飲食を繰り返していた問題で、道は二十六日の道議会で、計五十回の飲食に六十二人が出席し、このうち二十六人が道職員倫理条例違反の疑いがあるとの中間報告を明らかにした。三十一日までに減給や戒告などの処分を行う方針。処分者数は一九九七年の同条例制定以来、最多となる見通しだ。
 違反者のうち主幹以上の管理職は十六人で、西山泰正農政部長や現職支庁長らが含まれる。処分内容は飲食回数や役職などを考慮して決める。ただ、飲食への参加を否定する職員がいるなど一部で調査が難航しており、最終的な処分者数は変わる可能性もある。
 農政部職員と同公社の飲食は二〇〇三-〇七年度で、今月四日、国家公務員倫理審査会からの情報で発覚。同公社は道の補助金を受け、同条例が飲食を禁じる「利害関係者」にあたる。飲食は国、道、同公社が参加した会議終了後や、国の事業ヒアリングのため道と同公社職員が上京した際に行っていたことが確認された。同条例違反では十七日、関連業者との飲食で知事政策部サミット推進局長や桧山支庁職員らが処分を受けたばかり。

(北海道新聞より引用)

2008年3月23日日曜日

コンブの未来考えよう NPO法人格取得記念研究会あすフォーラム

北海道こんぶ研究会(事務局・札幌)は二十三日午後二時から、札幌市中央区北四西三の佐藤水産文化ホールで、フォーラム「北海道とこんぶの未来を考えるつどい」を開く。道のNPO法人格を取得したのを記念したもので、広く参加を呼びかけている。
 コンブは近年、資源量の減少が懸念されていることから、コンブの増養殖などについて研究している北大北方生物圏フィールド科学センターの四ツ倉典滋助教が昨年九月、研究会を発足。コンブ種苗の水槽での養殖実験などを行い、保全方法を検討してきた。
 一月には、道のNPO法人格を取得。活動の幅を広げ、研究だけではなく啓発などにも力を入れるため、消費者や漁業者、加工業者からも会員を募ることになった。
 フォーラムでは、四ツ倉助教がコンブを取り巻く環境や文化について講演するほか、おぼろコンブや生コンブのしゃぶしゃぶの試食も行われる。
 四ツ倉助教は「コンブの保全策について、いろいろな角度から考え、意見を出し合っていきたい」と話している。参加無料。

(北海道新聞より引用)

2008年3月16日日曜日

北ガス 家庭用ガス販売倍増 LNG基地建設に備え 中期計画

北海道ガス(札幌)の新たな中期経営計画(二〇〇八-一二年度)の概要が十四日分かった。家庭用ガス販売量の二〇年度までの倍増が柱。機器販売や修理業務の拠点再編などで営業力を強化し、灯油など他エネルギーから天然ガスへの転換を促す。
 北ガスは将来の需要増を見越し、大規模液化天然ガス(LNG)基地を石狩湾新港に建設する方向で検討中。投資額は三百億-四百億円に達し「現在の利益水準では建設は難しい」(首脳)ため、利益率の高い家庭向けガス販売を伸ばして大幅増益を実現する。
 北ガスの業務用ガス販売量(〇六年度で二億四千九百万立方メートル)は過去六年間で約一・六倍に増えたが、家庭用(同一億一千三百万立方メートル)は横ばいを続けており、二〇年度までに二億立方メートルに引き上げる。
 灯油使用世帯に照準を定めて天然ガスへの切り替えを促し、五年間で四千七百件の顧客開拓を目指す。
 家庭向け営業強化のため、北ガスは都市ガス原料を天然ガスに転換する作業を進めている道内都市ガス各社に応援派遣などしている約二百人のうち、全社の転換作業が終了する〇九年十二月以降、五十-六十人を営業に順次振り向ける。
 サービス店と呼ばれる営業拠点も再編。一〇年春以降、札幌でサービス店を営む関係会社八社を四社に集約したうえで、北ガスが新会社に出資。機器販売や修理業務に加えて顧客の新規開拓業務も担わせる。
 四社のうち一社は、東京ガスのサービス店「エネスタ」を首都圏で運営する企業との共同出資会社にする見通しで、東ガスの営業ノウハウの吸収にも役立てる。

(北海道新聞より引用)

2008年3月10日月曜日

「木の城」破産 「全員解雇」に衝撃 再就職道険し 地元栗山

住宅メーカー道内大手「木の城たいせつ」(空知管内栗山町、山口昭社長)が七日、自己破産に伴い従業員五百六十六人を全員解雇する方針を表明したことに対し、栗山町では、自宅待機中の従業員らに動揺が広がった。地元では「地域経済への影響も大きい」と懸念が出ている。
 「解雇はテレビニュースで知った。会社からは何の連絡もない」。関連会社たいせつ構証の五十代の従業員は声を荒らげた。木の城で建てた住宅のローンもあるが、「失業したら家を手放すしかない」。四十代の社員も「再就職先や健康保険はどうなるのか」と戸惑いの表情を見せた。
 建設中の約八十棟を引き渡すまで、一部社員は雇用されるが、それが終われば、全員が解雇される。申し立て代理人の諏訪裕滋弁護士は「工場の継承に前向きな企業もある」と話すが、「再就職先のあっせんはこの状況では不可能」(山口社長)という。耐震偽装問題に端を発する住宅着工基準の厳格化で、道内の住宅業界は冷え込んでおり、札幌の中堅住宅メーカーは「今、社員を減らしたい所はあっても、採りたい所はない」と話す。
 栗山町によると、町内に住む木の城たいせつなど三社の従業員は九十八人。家族を含めると二百人近い。再就職については「地元の企業は春入社の高校生を採用したばかり」(栗山商工会議所)と情勢は厳しく、人口流出を心配する声もある。
 同社の自己破産で、町は年間の固定資産税収入の5%、三千万円の減収となる。椿原紀昭町長は「栗山の名を木の城とセットで全国に発信してもらってきただけに残念。規模縮小してでも再操業できないか」と訴えた。

(北海道新聞より引用)

2008年3月4日火曜日

ファクトリー再開発 駐車場を住居系物件に サッポロ都市開発

 サッポロホールディングスの不動産子会社「サッポロ都市開発」(札幌)の藤田光宏社長は三日、北海道新聞の取材に対し、不動産開発の第一号案件として、複合商業施設「サッポロファクトリー」(同)の一部駐車場をマンションなど住居系物件に再開発する意向を明らかにした。ファクトリーも改装し、八テナントを入れ替える。
 サッポロHDは創業地の札幌で不動産開発を積極的に進めるため、昨年十二月にサッポロ都市開発を設立。今年三月からは、ファクトリーの運営なども継承した。
 再開発するのは、ファクトリーの第四駐車場だった中央区北四東四の約五千六百平方メートルの土地。JR札幌駅から徒歩十分圏内の好立地で、藤田社長は「マンションや医療・健康施設、高齢者関連施設などを念頭に開発したい」と語る。
 八月までに、大店立地法に基づく変更手続きを完了させ、本格的に開発に着手、来年から再来年に完成させる。
 開発は道内企業と共同で行い、近隣で予定される北ガス跡地の再開発事業とも連携、藤田社長は「創成川東側地区の活性化になる再開発にしたい」と語る。今後は、自社資産の活用だけでなく、新規の不動産物件を取得した再開発事業も注力する。
 また、ファクトリーは三月二十日にリニューアル。新たにアイスクリーム店やコーヒーチェーン、有名ラーメン店、住宅ショールームなど八テナントが入る。

(北海道新聞より引用)

2008年2月26日火曜日

手作り雑貨や木工品いかが 養護学校など即売会 札幌

障害のある子供たちが作った雑貨や木工品の展示即売会「レインボーフェスティバル2008」が二十二日、札幌市中央区南二西二のラルズプラザ札幌店で始まった。
 札幌市特別支援教育研究連盟の主催で、今年で五十一回目。小中学校の特別支援学級や養護学校に通う子供たちが、作業実習で作ったきんちゃく袋やビーズのストラップ、木製のおもちゃなど約一万四千点が並んだ。
 作品はいずれも丁寧な作りで、来場者は品定めしながら「選ぶのに迷う」と話していた。
 売り上げは各校に配分され、新年度の材料費に充てられる。二十六日まで。

(北海道新聞より引用)

2008年2月21日木曜日

「14年ぶり」注目の船木 長野大会がスタート スキー国体

 第63回国民体育大会冬季大会(長野かがやき国体)スキー競技会は19日、長野県の野沢温泉村体育館で開始式を行い、4日間の大会がスタートした。自治体の財政悪化で開催地が1年前まで決まらない異例の事態となったスキー国体だが、ようやく開催にこぎつけた。
 長野県でのスキー国体開催は7年ぶり8回目。47都道府県から選手、役員合わせて1900人が参加し、20日から22日までジャンプ、複合、アルペン(大回転)、距離を行う。昨年、男女総合(天皇杯)で過去最低の4位に終わった北海道は、総勢88人の選手団で2年ぶりの優勝を目指す。
 注目はジャンプの長野五輪金メダリスト、船木和喜(フィット)。北照高時代以来14年ぶりに成年男子Bで出場する。昨年の秋田国体を制した金子祐介(東京美装)、今年のUHB杯2位の吉岡和也(土屋ホーム)にも期待がかかる。同AはW杯メンバーで、17日の全日本選手権を制した湯本史寿(東京美装)が優勝候補筆頭だろう。
 アルペン少年女子は、全国高校大会の大回転覇者の長田愛未(双葉高)と、回転優勝で3人の姉に続く同大会制覇を果たした武田里江(富良野緑峰高)が対決。複合は、今大会から出場が認められた中学生選手として全国中学大会9位の竹花健汰(札幌八軒東中)が少年男子で上位をうかがう。

(北海道新聞より引用)

2008年2月15日金曜日

温室でぽかぽか砂遊び 札幌・西区の幼稚園にハウス

真冬でも、暖かい温室なら砂遊びもばっちり-。札幌市西区の宮ノ丘幼稚園(三浦康暢園長、園児数百二十人)が昨年十二月、フィルムを張った大型温室を敷地内に設置し、園児や未就園児クラスの遊び場や、家族の交流の場として活用している。
 温室は広さ約二百七十平方メートル。同園が農園を借りる恵庭市内の農家の施設を参考にした。
 暖房はほとんど使わず、外気が氷点下でも、晴れれば日中は約三十度まで室温が上がり快適。地面の半分には芝生を敷き、残りの一部には先週末に砂場を設置した。
 未就園児の日根響流(こうる)ちゃん(3つ)は、プラスチックのおもちゃに砂を詰めるのに夢中で、母親の雅子さん(34)も「砂は久しぶりの感触。大変ありがたい」。
 三浦園長は「防犯面などの目配りをしつつ、地域開放も考えている」と話している。

(北海道新聞より引用)

2008年2月9日土曜日

有朋高跡に総合盲学校 道と道教委 調査費計上 「札幌」「高等」を統合

道と道教委は八日、札幌市中央区の有朋高跡地に、道立札幌盲学校(江別市、三十二人)と道立高等盲学校(札幌市中央区、九十六人)を統合した「総合盲学校」を設置する方針を固めた。新年度予算案に調査費二百万円を計上、二○○九年度にも建設に向けた事業に着手する。札幌盲学校は、定員不足が深刻化する高等養護学校への転用も検討する。
 総合盲学校は幼稚部から小・中・高・専攻科までの十八年間と、社会人を対象にした再研修など視覚障害者の生涯教育の拠点となる全国初の施設。
 両校は児童生徒の増加により一九七四年に分離したが、医療の進歩から視覚障害児は減少傾向にあり、札幌盲学校の在籍者は分離当時の四分の一に、高等盲学校も三分の二に減った。
 また、本年度から完全実施となった特別支援教育では、盲学校は視覚障害者が通う小・中学校の特別支援学級に対する指導的役割も担うため、「専門性を確保するには一定の規模が必要」(道教委学校教育局)として再統合することにした。
 新年度予算案で道教委は、総合盲学校について「一貫教育のあり方などについて調査、検討する」と明記。道内、外の盲学校を視察するなどし○八年度内に結論を得た上で○九年度以降に建設に向けた予算要求を行う考え。
 一方、道教委は、高等養護を小樽市銭函の道立小児総合保健センター跡地に新設する方針だが、将来的にはなお札幌圏での定員不足が懸念される。札幌盲学校は寄宿舎もあり、「高等養護への改修費は新設に比べ何分の一かで済む」(道教委幹部)という。ただ、高等養護志願者の予測が難しいことや、札幌市立高等養護の増設計画によっては必要規模が変わるため、慎重に増設を検討する。

(北海道新聞より引用)

2008年2月3日日曜日

全国初の信金講座 樽商大、4月開設 札幌信金が協力

札幌信金と小樽商大は三十一日、四月から同大の三、四年生を対象に信用金庫をテーマとした講座を開設することで合意した。札信がCSR(企業の社会的責任)活動の一環として全面協力し、山田正会長や太田堯理事長のほか、日銀札幌支店の上野正彦支店長、北海道財務局の金融監督官らが講師を務める。「信金」が講義のテーマとなるのは全国の大学でも初めてとみられる。
 講座名は「地域経済の活性化と信用金庫」。毎週金曜日の三講目に正式な授業として行われ、通年で計二十九回を予定する。
 履修学生は計六回のリポート提出が求められ、四単位の取得が認められる。
 講師陣は二十八人。上野・日銀札幌支店長が「金融システムの制度的枠組み」について講義するほか、シンクタンクの信金中央金庫総合研究所(東京)の研究員らが地域振興を図る上での地元信金の役割について話す。
 また、昨年秋に民事再生法を申請したハコセン(函館)など大型企業案件を手掛ける橋本昭夫弁護士も信金による中小企業の再生支援について説明。札信の融資担当者は実際に再生支援したケースを紹介するなど、学生にとっては地域金融の現場が学べるカリキュラムとなっている。
 札信は「学生に信金業界をもっと知ってもらうとともに、優秀な人材の確保にもつなげていきたい」としている。

(北海道新聞より引用)

2008年1月30日水曜日

統一ロゴで地産地消PR 「余市ワイン」一新 日本清酒が発売34年で初

日本清酒(札幌、白髪良一社長)は、後志管内余市町内で醸造する「余市ワイン」を一九七四年の発売以来初めて大幅リニューアルする。二月一日に十三種ある商品のラベルのデザインを一新して統一性を持たせるほか、四月には余市の醸造所の敷地内に試飲販売施設を新設する。リニューアル経費に総額五千万円を投じ、安い輸入ワインの攻勢で落ち込んだ販売量を回復させる狙いだ。
 新たなラベルには「余市葡萄(ぶどう)酒醸造所」の統一ロゴマークを採用。商品紹介のリーフレットも初めて作成した。余市ワインは同町の契約農家が栽培したブドウを使用しており、生産者の写真やエピソードも盛り込み、地産地消をアピールする。
 また約九十平方メートルの試飲施設を二千万円かけて建設中。四月に「ヴァインレーゼ」(ドイツ語で「ブドウの収穫」の意味)の名称でオープンする運びだ。商品知識が豊富な専任スタッフを配置し全商品の試飲と販売に加え、チーズやパンなどワインに合う食材も販売する。
 醸造所は今後も貯蔵施設の改善など、品質向上の設備投資を随時行っていく。
 道内の主要ワイン製造業者の総出荷数量は輸入品に押され、一九九八年の八百九万リットルをピークに減少の一途にある。
 日本清酒のワイン事業の構成比も年商十六億円の一割未満。ただ、昨年来、消費者の安全・安心への関心と国産回帰の志向が強まっていることから、今回のリニューアルでワイン事業の売上高を30%伸ばす考えだ。

(北海道新聞より引用)

2008年1月23日水曜日

「花子」の死から1年 ゾウのいない円山動物園 希少動物、コスト高く

札幌市円山動物園の人気者だったアジアゾウの「花子」(雌)が死んで二十八日で一年。同園には今も「ゾウはいないの?」と、寂しそうに尋ねてくる市民がいる。だが、ゾウはワシントン条約で輸入に制限がある上、札幌市では財政事情の厳しさもあって、新しいゾウの導入は難しい。花子がやって来たのは一九五三年。以来、半世紀以上ゾウは市民に親しまれてきた。同園で再びゾウを飼育すべきか。市は花子の一周忌を機に、市民論議を喚起したい考えだ。
 花子は昨年一月二十八日朝、獣舎の中で静かに息を引き取った。推定六十歳、人間で言えば百歳を超えていた。死因は老衰。大往生だった。
 花子の一生は、円山動物園の歩みとほぼ重なる。戦後の復興期の五一年、同園はオープンした。花子はその二年後、長野県で開かれていた「世界動物博覧会」で同園が購入。以来、巨体に似合わぬ愛らしいしぐさが親しまれ続けた。
 その「アイドル」が不在となってもう一年だ。今でも「一日一回はゾウがいなくて寂しかったという声を聞きます」と、同園前で客待ちするタクシー運転手吉田尚司さん(50)は言う。
 花子の後継のゾウを迎えるのは容易ではない。理由の一つはワシントン条約。ゾウは世界的に絶滅の恐れがあり、国際取引が規制されているためだ。
 さらに、札幌市の台所事情も大きい。日本動物園水族館協会のゾウ管理基準で、種の保存のため、飼育の際は繁殖が期待できる雌雄を一緒に飼わなければならないとされている。このため、獣舎は雄向けの頑丈なものが新たに必要となり、獣舎改修だけでも数億円の費用が必要となる可能性がある。これまでゾウは雌の飼育経験しかない同園にとっては「そうやすやすと支出可能な金額ではない」(同園経営管理課)。
 円山動物園は花子の一周忌に合わせて二十六日から二月二十四日まで、追悼イベント「アジアゾウ『花子』を振り返る」を開催。体高約二メートル、体長約四メートルにおよぶ花子の全身骨格標本を初めて公開する。
 期間中の同二日には上田文雄市長と市内の大学生がゾウの今後を話し合うシンポジウムを開く予定だ。同園は「札幌にゾウが必要かどうか。市民の考えをこれからも聞いていきたい」と話している。

(北海道新聞より引用)

2008年1月18日金曜日

ギターと先住民の楽器共演 当別の関さん、荒井さん 来月CD発売

当別町在住のギタリスト、関ヒトシさん(57)が、同町に移住してきたオーストラリアの先住民・アボリジニの木管楽器の演奏家、荒井ABO誠さん(62)とともに作曲・演奏した曲を収録したCDを二月初旬に発売する。二月十一日には当別町内で、CDの発売記念のライブコンサートを開く。
 関さんは、五年前に札幌から当別町ビトエに移住。一方、荒井さんは昨年四月に、静岡県から同町弁華別に移り住んだ。
 荒井さんの演奏するディジュリドゥは、シロアリが食べて内部が空洞になったユーカリの木で作る木管楽器。英語圏の人が一般に呼んでいる。しかし、笛のように穴が空いていないので、音階はない。息を吹き込むと地鳴りするようなブーンという重低音が響く。
 その音色に刺激を受けた関さんが、昨年一年間かけて、自然の躍動感や大地のエネルギーをイメージする六曲を作った。「せっかくならCDを作ろう」と、「YIDA-GUITA」(読みはイダギタ)というユニット名で、初めてのCD「新天地」(税込み二千円)を発売することになった。CDには大正時代の名曲を含む全七曲を収めた。イダはディジュリドゥを指すアボリジニの言葉「イダキ」から、ギタは「ギター」からとった。
 二月十一日に開くCDの発売記念ライブは、当別町元町一四○の喫茶店「紙ひこうき」で、午後四時開演。チケットは前売り、当日券ともに二千五百円。問い合わせは紙ひこうき(電)23・4005へ。またCDの問い合わせは、関さん(電)26・4851(ファクスとも)へ。

(北海道新聞より引用)

2008年1月13日日曜日

新幹線ルート上の分譲マンション 28戸分を縮小、4月から販売 札幌・桑園

北海道新幹線の建設予定地に重なるとして、札幌市中央区で建設していた分譲マンションの販売を中止していた東急不動産(東京)と東京建物(同)は十一日、二十八戸分を縮小して三月に工事を再開し、四月下旬から販売を始めると発表した。
 マンションは「ブランズ札幌桑園駅前」(地上十五階、地下一階)。建設予定の新幹線高架橋がマンションに食い込むとされ、新幹線建設主体の鉄道・運輸機構北海道新幹線建設局(札幌)と道、札幌市からの計画変更の要請を受け昨年十月に工事を中断。販売開始を一時中止していた。
 変更された計画では、新幹線高架橋が重ならないようにマンションの規模を縮小し、戸数も当初計画の百八十一戸から百五十三戸に削減する。既に建設していた土台部分を解体しなければならないが、採算が取れると判断した。
 販売価格について、東急不動産は「現時点では未定」としている。完成時期は当初計画より約九カ月遅れの二○○九年九月前後になる。

(北海道新聞より引用)

2008年1月10日木曜日

障害者就業を派遣で後押し 札幌市、人材会社と連携 新年度から人件費補助

働く能力がありながらも就労する場所がない障害者のため、札幌市は2008年度から、人材派遣会社を通じて障害者を企業に派遣する「元気はっけん(派遣)事業」を実施する。障害者の雇用促進を目的に人材派遣会社を活用するのは全国初。市障がい福祉課は「派遣社員から始めることで、正社員になる道を開きたい」としている。
 事業は重度の身体障害者(一、二級)と知的、精神障害者を対象とする。人材派遣会社に登録した障害者を企業が採用した場合、企業が人材派遣会社に支払う人件費の一部を、市が肩代わりする。企業側は経費を削減でき、障害者は就労のチャンスを広げることができる。
 市によると、○七年六月現在、札幌圏(札幌市、江別市、石狩市、当別町)で障害者の法定雇用率(1・8%)を満たしている企業は約四割にとどまっている。中でも、知的、精神障害者については企業側が「どんな仕事ができるのか分からない」と敬遠するケースが多かった。
 このため、市は企業とのパイプを持っている人材派遣会社に着目。正社員になるまでに「派遣社員」として一定期間雇用してもらうことで、障害者に対する企業側の理解を深めることにした。
 事業は当面一○年度までの三年間で、事業費は三千五百万円。
 市は今後、市内の人材派遣会社と交渉して、業者を選定する。派遣会社には、障害者の雇用にかかわる専門部署を設置してもらう。また市は派遣前の実習や就労した障害者への研修などのサポートも実施する予定。

(ほっあ移動新聞より引用)

2008年1月6日日曜日

サミットの年 花き市場に活気を 切り花40万本初競り 札幌

札幌市白石区流通センター七の札幌花き地方卸売市場で三日、切り花の初競り「新春初市」が開かれ、仕事始めや新年のあいさつ向けに道内外から入荷した四十万本の花が競りにかけられた。
 札幌と近郊の小売店や生産者、市場関係者ら約三百人が参加。競り人代表が音頭を取って手締めを行い、「はい」「やあ」という掛け声とともに十カ所の競り台で初競りが始まった。宮崎産のスイートピーやユリ、新潟産のチューリップなど色とりどりの花が、競り人と買い受け人のあうんの呼吸で競り落とされた。同市場によると、競り値は平年並みだという。
 同市場の昨年の取扱高は前年比4%減の百三億九千二百万円。初競りに先立ち、同市場社長の中田博幸副市長が「今年は北海道洞爺湖サミットが開催され、花の需要が伸びることを期待している」とあいさつした。鉢物の初競りは五日に行われる。

(北海道新聞より引用)